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確率は「どのくらい起こりやすいの?」です。
「確実に起こる = 1 」
「絶対に起こらない = 0 」
を基準に
「起こる確率と起こらない確率が同じ = 0.5 」
とします。
0 ~ 1 の範囲だけでなく、0 〜 100 % と 百分率を用いて表すことも多いです。
確率は「どのくらい起こりやすいの?」でしたが、一例として
「平日の朝9時台に名古屋駅 → 東京駅の上り東海道新幹線に乗った時、”のぞみ、ひかり、こだま”が来るそれぞれの確率は?」
JR東海の時刻表によると合計 12本が発車し、内訳は
のぞみ 8本
ひかり 2本
こだま 2本
です。
のぞみ 8/12 → 66.7%
ひかり 2/12 → 16.7%
こだま 2/12 → 16.7%
となり、のぞみに乗る確率はひかり、こだまよりも4倍大きいです。
当然ながら「のぞみ、ひかりとこだま」を足し算すると100%になります。
↑のように
「ある特定のイベントが起きる数 ÷ 全体のイベント数」
が確率を求める基本です。
意外と大事なのが、「余事象」という考え方(概念)です。
上の新幹線の例で
「のぞみ以外がくる確率」= 「100 − のぞみがくる確率」
で表します。
「のぞみ以外がくる確率」=「ひかり+こだま がくる確率」= 「100 − のぞみがくる確率」
ですので
[ 16. 7 + 16.7 ]もしくは[ 100 - 66. 7 ]
でも計算できます(←小数点はご容赦ください)。
人生100年と言われる昨今ですが、2020年における日本人の平均寿命はおよそ男性81歳、女性87歳です。
100歳まで生きる確率は男女で異なり男性2%、女性8%です。ざっと計算ですが1学年100万人で男女比1:1でそれぞれ50万人とすると、
おじいちゃまが1万人( 50万人 × 2% )
おばあちゃまが4万人( 50万人 × 8% )
ほど毎年100歳を迎えられています。
女性は男性より4倍も100歳を迎える可能性が高いです。
じゃんけんも順列と確率の教材です。
AさんとBさんがじゃんけんをするとき、
Aさんが グー・チョキ・パーの3通り、Bさんもグー・チョキ・パーの3通り ですから全部で9通り です。
[ Aさん : Bさん ]が何を出すかを
[ グー : チョキ ][ チョキ : パー ][ パー : グー ]
ならAさんの勝ち、反対に
[ パー : チョキ ][ グー : パー ][ チョキ : グー ]
ならBさんの勝ち
どちらでもない
[ グー : グー ][ チョキ : チョキ ][ パー : パー ]
ならあいこでもう一回です。
それぞれ3通りですから、勝つ・負ける・あいこ がそれぞれ 33.3% の確率です。
さいころも教材です。
1 ~ 6までの数字が同じ確率ででるとすれば、それぞれ[ 16.7% ]です。
5以上の確率は[ 33.3% ]
偶数の確率は[ 50% ]
さいころをふる回数を1回だけでなく、2回、3回の場合もあります。
2回とも偶数の確率は[ 50% × 50% = 25% ]です。
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