top of page

確率は「どのくらい起こりやすいの?」です。

「確実に起こる = 1 」
「絶対に起こらない = 0 」

を基準に

「起こる確率と起こらない確率が同じ = 0.5 」

とします。

​0 ~ 1 の範囲だけでなく、0 〜 100 % と 百分率を用いて表すことも多いです。

2555388_s.jpg

確率は「どのくらい起こりやすいの?」でしたが、一例として

「平日の朝9時台に名古屋駅 → 東京駅の上り東海道新幹線に乗った時、”のぞみ、ひかり、こだま”が来るそれぞれの確率は?」

JR東海の時刻表によると合計 12本が発車し、内訳は

のぞみ 8本
ひかり 2本
こだま 2本
です。

のぞみ 8/12 → 66.7%
ひかり 2/12 → 16.7%
こだま 2/12 → 16.7%

となり、のぞみに乗る確率はひかり、こだまよりも4倍大きいです。

当然ながら「のぞみ、ひかりとこだま」を足し算すると100%になります。
↑のように

「ある特定のイベントが起きる数 ÷ 全体のイベント数」

が確率を求める基本です。

意外と大事なのが、「余事象」という考え方(概念)です。
上の新幹線の例で

「のぞみ以外がくる確率」= 「100 − のぞみがくる確率」

で表します。

「のぞみ以外がくる確率」=「ひかり+こだま がくる確率」= 「100 − のぞみがくる確率」

ですので

[ 16. 7 + 16.7 ]もしくは[ 100 - 66. 7 ]

でも計算できます(←小数点はご容赦ください)。

座っている2人の年配者

人生100年と言われる昨今ですが、2020年における日本人の平均寿命はおよそ男性81歳、女性87歳です。

100歳まで生きる確率は男女で異なり男性2%、女性8%です。ざっと計算ですが1学年100万人で男女比1:1でそれぞれ50万人とすると、

おじいちゃまが1万人( 50万人 × 2% )
おばあちゃまが4万人( 50万人 × 8
% )
ほど毎年100歳を迎えられています。

​女性は男性より4倍も100歳を迎える可能性が高いです。

 

1581666_s.jpg

じゃんけんも順列と確率の教材です。

AさんとBさんがじゃんけんをするとき、

​Aさんが グー・チョキ・パーの3通り、​Bさんもグー・チョキ・パーの3通り ですから全部で9通り です。

[ Aさん : Bさん ]が何を出すかを
[ グー : チョキ ][ チョキ
 : パー ][ パー : グー ]

ならAさんの勝ち、反対に

[ パー
 : チョキ ][ グー : パー ][ チョキ : グー ]

ならBさんの勝ち


どちらでもない

[ グー
 : グー ][ チョキ : チョキ ][ パー : パー ]

ならあいこでもう一回です。

​それぞれ3通りですから、勝つ・負ける・あいこ がそれぞれ 33.3% の確率です。


 

23207919_s.jpg

さいころも教材です。

1 ~ 6までの数字が同じ確率ででるとすれば、それぞれ[ 16.7% ]です。

5以上の確率は[ 33.3% ]

偶数の確率は[ 50% ]


さいころをふる回数を1回だけでなく、2回、3回の場合もあります。

2回とも偶数の確率は[ 50% × 50% = 25% ]です。

 

bottom of page